アイキャッチの左側はアワビで、右側はサザエの殻です。
「アワビはサザエみたいに巻いていない!」
といいたくなりませんか。
確かに外見は巻貝に見えないですね。
しかし、よ~く見ると、左下の部分が渦巻いています。
渦巻の部分が殻の頂点で、その部分から貝殻が巻きながら成長します。
これが、アワビが巻貝といわれる理由です。
東京大学による特別展「貝の建築学」に関連した建築博物教室で初めて知りました。
(貝類の専門家である佐々木猛智 准教授が講演)
下の画像は、展示の一部を撮影したもので、赤線で囲った3つの殻がアワビです。概ね左下から渦巻き始めてます。右上の赤い殻はハッキリと巻貝と分かる渦巻き方ですね。
特別展「貝の建築学」では、2020年3月15日(日)まで約400点の貝殻が展示されます。
それだけでなく、貝の切断面が100種以上見られる貴重な機会です。
無料で見られるので、貝好きに超オススメの展示です!
もちろん、アワビの渦巻も観察できます。
会場のそばにある小石川植物園を散策するのも良いですよ。
貝の建築学 東京大学総合研究博物館小石川分館(建築ミュージアム) Architecture of Shells / The Koishikawa Annex, The University Museum, The University of Tokyo (Museum of Architecture)
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