画像引用元:三重県水産研究所 おさかな図鑑
アイキャッチの貝が今回の主役。
ん、ほんとに貝なんカイ(貝)??
外見は、毛だらけで貝殻に見えないと思ったかもしれません。
実は、毛の部分は、殻皮という貝殻を覆うものなのです。
この毛を取り除くと、貝殻本体が現れるので、みなさん、ご安心を(笑)
毛ありの個体と貝殻本体が分かる個体を比較できる画像を探したのですが、著作権の関係で貼付可能な資料がなく、画像が見られるリンクを貼っておきます。
私も欠片を葉山の浜で拾いました。最初は、小さいボウシュウボラだと思いました。ボウシュウボラもカコボラもホラガイの仲間なので、似ていてもおかしくないです。(画像中の赤で囲った分が、毛が抜けた欠片。それ以外はボウシュウボラ欠片)
実は、カコボラは2種類の毒をもっています。内臓にフグ毒であるテトロドトキシンがあり、唾液腺にはフグ毒の10倍のエコトキシンがあります。カコボラをお刺身で食べる際は、内臓も唾液腺も除去する必要がありますが、加熱する場合は、唾液腺を除去しなくても良いです。エコトキシンは熱に弱いためです。なぜ、毒をもつのかは検索では分かりません。
この強烈な外見と毒をもつカコボラ、
なんと直接タッチできるところがあります。
新江ノ島水族館のタッチプールです。
私は、ボウシュウボラを触りにいった際に、カコボラへのタッチを試みたけど、残念ながら触れたのは殻だけで、中身は難しかったです。
ボウシュウボラ産卵情報が入ったら、卵の撮影のついでに再トライしたいです。(産卵しなそうでも、行くかもしれない)
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